元気になるためのコツ〜認知行動療法〜
2月4日のプログラムは、ひだクリニック職員が講師として来ていただき、認知行動療法のワークを行いました。
精神疾患を患うと、どうしても生きにくくなってしまう、、、
そこを生きやすくしていく方法の一つに認知行動療法があります。
ウォーミングアップ
「2月」と聞いて、みなさんはなにを思い浮かべますか?
- 〇〇建設の創立記念日
- 1年で1番寒い、日が短い
- 豆まき
- バレンタイン
- 恵方巻
「2月」と聞いても思い浮かべる事は人それぞれです。
時期や物ならまだ良いですが、それが仕事となってくるともめてしまいます。
「物事の受け止め方、認知の仕方、解釈を見直していこう」
それが認知行動療法です。
問題です
ここにめったに手に入らない美味しいジュースがありますが、うっかり半分こぼしてしまいました。
あなたはどう感じますか?
- びっくり
- やっちゃった
- ショック
- 自分に対しての怒り
- 自己責任
- 半分残ってて良かった
《認知》なんてそそっかしいんだろう 《感情・気分》自己責任
《認知》あーもったいない 《感情・気分》悲しい
《認知》ラッキー!半分残ってる! 《感情・気分》嬉しい
同じような体験をしているのに、受け取り方は様々ですね。
人は「出来事」が起こると、即座に「辛い」と思っていると考えますが、認知行動療法の世界では「出来事」と「辛い」の間に「考え(受け止め方)」というのがあります。
私たちが辛くなるあの「出来事」が私たちを辛くするのではなく、実は私たちを辛くするのは私たちの「受け止め方」なんですね。
認知とは、頭に浮かぶ考え、イメージ(ものの見方、受け取り方)。
自動思考と言ったりもします。
この後は、それぞれの症状別の自動思考の特徴を教えてもらったり、ひだクリニックで行っている認知行動療法で使う心の見取り図の書き方の説明を受けました。
9人の「ゆがみん」がいるお話もでてきたり、、、
ゆがみんとどう仲良くするのか、どう付き合うのか等。
まとめ
本日の認知行動療法のワークでは、認知行動療法の入口、辛い「出来事」ではなく物事の「受け止め方」が大事とわかりましたね。
他には「ゆがみん」等、気になった方は是非ご参加をお願いいたします。
ちなみに次回の認知行動療法は再来週の2月18日火曜日に行います。